〔U10〕MFAスプリングカップ 結果

6月24日(日)大戸小学校
*11人制15分ハーフ

1回戦 ● 0-2 小川FC

フレンドリー戦 ○ 4-0 つるまSC(B)

今回の大会の敗戦で約一年間公式戦で結果を出せていません。
その中で大事な事は自分達より力が上の相手に対してどれだけ闘志を出し戦えるかという事、自分達が今まで何をやってきたかを試合中に思い出せるかという事にあります。
失点の仕方も初めて言われた事ではなく今までやってきた事を忘れた瞬間の出来事でした。
試合中は常に頭を働かせ、今自分達がどのような状況にあるのかを理解しなくてはなりません。
逆に相手はどのような状況かもわかっていく事も大切です。
しばらく公式戦はないので練習の中でいかに実践に近い形にするのか、いかに試合と同じ気持ちで練習に望めるかが大事になってきます。
長いトンネルがまだ続くかもしれませんがいつか必ず抜け出す事を信じてコーチ達も練習に望みたいと思います。
これからに期待しています。
最近、この学年のゲームを見れてなかったので、DVDを頂き映像で小川戦を見ました。
チームとしてどのように戦うか?この辺りに共通した理解が持てていない印象を受けました。
また、個々の役割分担が明確になっていないため、ポジション取りや「11分の1」の責任に課題があるようにも感じます。

ボールを奪われた数:前半8回、後半6回
自分たちのパスミスから失った数:前半6回、後半7回

相手のボールを奪った数:前半3回、後半2回
(奪ったボールを保持できた場面)
相手のパスミスから保持できた数:前半4回、後半3回

全体で27回保持しているボールを失い、12回相手からボールを奪う。
ボールを失った数に対して、ボールを奪えた数が追いつかない。

この数字だけを見ると、一見ボールが奪えないから勝てないと思いがちですが、、(そこも重要ですが)
チームとしてのストロングポイントを考えた場合、ゲーム中に27回以上は相手に対して前を向いてボールを保持できていることに注目したいです。
約40回もボールを保持しながら前を向けているのに、そのチャンスを簡単に失っていることがゲームの主導権を握れない要因です。
2点目の失点した場面、後半開始直後にボールを保持している状態から(約5秒)でボールを奪われ失点しています。まさに今の現状を表していると思います。

簡単に言えば、「簡単にボールを失い過ぎ」ですが、ボールを失わないためにチームとして何をするか(何を優先するか)、各ポジションで何をするか(何を優先するか)、この部分で共通した理解が無いと「簡単にボールを失い」ボールを奪うことが出来ません。

相手が2~3人で守備のブロックを作っているところにドリブルで突っ込んでボールを失う。
ドリブルが悪いと言っている訳ではありませんが、↑これは悪いプレーです。
ドリブルするのか、パスするのか、常に状況を判断して、チームとしてのプライオリティ(優先順位)を意識して実行しなければいけません。11分の1の責任です。

チームがボールを保持している状態では、プレイエリアを意識して見る(見ておく)ことが大事です。
ピッチには22名の選手がいるけど、ボールを保持できるのは1人だけです。
チームとしてどうやってボールを保持し続けるか?そのために自分は何をするのか?何が出来るのか?
考えながらプレーしましょう。
奪えなければ抜かれなければいい(前進させない)ことを意識しましょう。
どこで奪うか決めてないから奪えないだけで、チームとして、個々のポジションによる奪いどころが作れてくれば奪えるようになります。

この夏は頭をフル回転させてサッカーしましょう!!